ニーナ・大坪・カタルド(Nina Otsubo Cataldo)

国籍:アメリカ・日本
日本在住歴:17年以上
在籍企業:G.K. Cataldo Global Connections(合同会社カタルド・グローバル・コネクションズ)
役職/職種:CEO / 異文化コンサルタント
専門分野:異文化コンサルティング、インバウンド観光、地域活性化、コミュニティづくり、通訳・翻訳、異文化コミュニケーション、旅行執筆、広報、ライティング・編集、コンテンツ制作
学歴/教育:ロンドン大学SOAS(東洋アフリカ研究学院) 社会人類学 修士(M.A.)、シアトル大学 戦略コミュニケーション・クリエイティブライティング学士(B.A.)、JMEC 24(東京)、ピース・ボートのコミュニケーション・コーディネーター及び通訳者

略歴:
ニーナ・大坪・カタルドは、新潟県を拠点に活動する多文化・多言語対応のコンサルタント、コミュニケーションスペシャリスト、そして教育者です。東京生まれで、日本人の母とアメリカ人の父を持ち、オレゴン州ポートランドやワシントン州シアトルで育ちながら、多様なグローバル文化に触れ、日本との深い繋がりを大切にしてきました。

2015年、シアトル大学で戦略コミュニケーションおよびクリエイティブライティングの学士号を取得後、日本に戻りライターとしてキャリアをスタート。その後、JNTOやJTB、全国の地方自治体と協働し、観光コンサルタントやPR戦略家として活躍しています。異文化のバックグラウンドを活かし、日本と世界を繋ぐ架け橋として、これまでに35以上の都道府県を訪れ、日本の知られざる魅力をストーリーテリング、デスティネーションブランディング、インバウンド戦略を通じて発信しています。

2023年にはロンドン大学SOASで社会人類学の修士号を取得。修士論文「儀式と再生:男鹿市における伝統的および現代的なコミュニティづくりと社会的持続可能性の方法」では、秋田県男鹿市の地域主導型の地方創生と社会的持続可能性に焦点を当てました。修了後、新潟県妙高市に移住し、合同会社 Cataldo Global Connectionsを設立。CEOとして、インバウンド観光、地域活性化、コミュニティづくりを支援するコンサルティングやコンシェルジュ業務を展開しています。また、I-nac(アウトドア教育専門学校)では英語で異文化コミュニケーションの授業も担当しています。

ニーナは2025年ミスSAKE新潟の準グランプリにも選ばれ、新潟の文化大使として酒文化の普及・PR活動にも取り組んでいます。

観光・PR活動に加え、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン(DEI)の推進にも力を入れています。日系ミックスレース女性のためのグローバルコミュニティ「Hafu Ladies」を創設し、1,300人以上のメンバーをつなぎ、エンパワーメントと可視化を推進。国内でもDEIや異文化コミュニケーションに関するワークショップや講演を頻繁に行い、文化的な垣根を超える対話を促進しています。妙高市の地域社会への強いコミットメントも持ち、地元の学校でメンターやゲストスピーカーとしてボランティア活動を行い、生徒たちに地域への誇りと再生の意欲を育んでいます。

趣味はズンバ(ライセンス保持インストラクター)、物件調査・リノベーション、ロードトリップ、道の駅めぐり。さらに、日本のリアルな暮らしやスローライフをSNSで発信しています。


日本の生活でのお気に入り:世代や文化の違いを超えて、地域社会がつながり繁栄できる方法を模索し支援すること。

日本でのお気に入りの訪問地:静岡県(関東と関西を繋ぐ便利さ、海から山まで多様な地形)、そして新しい故郷・新潟県での文化と食の探求。