ジャパントラベルアワード、JIコア50のメンバーが参加しているFukushima Seasideが受賞

ジャパントラベルアワード2026は、ベスト・ソーシャル・インパクト部門において特別表彰をFukushima Seasideに授与しました。同プロジェクトにはジャーマンインターナショナルのコア50メンバースワスティカ・ハルシュ・ジャジュがスタッフとして参加しています。

Fukushima Seasideは、2011年の震災や原発事故で被害を受けた福島県沿岸地域の文化、食、自然、コミュニティを伝えたり共有したりすることで、同地域の復興を推進しています。視察ツアーやイベントの開催、オンラインでの情報発信を行っています。プロジェクトは、一般社団法人双葉郡地域観光研究協会(F-ATRAs)が運営しています。

ジャパントラベルアワード、JIコア50のメンバーが参加しているFukushima Seasideが受賞
ジャパントラベルアワードのホームページより

F-ATRAsのマネジャーとして勤めるスワスティカは、特に教育分野に関心があるクライアント向けにオーダーメイドツアーを企画し、翻訳・通訳を含むコミュニケーション業務を担当しています。また詩人として活動し、東北大学で言語学の博士号取得を目指しています。

ジャパントラベルアワードは2021年に創設された年次表彰制度で、包括性・多様性・持続可能性を推進する日本の観光地や体験を称えるものです。本アワードはFukushima Seasideに対して、「教育・対話・長期復興の手段としての観光の活用」、「3.11震災前・震災時・震災後の福島を紹介する入念に設計されたプログラム」、そして地域コミュニティとの連携を評価して表彰しました。

アワード審査員であり株式会社TABIPPOの創業者兼CEO清水直哉は、アワード公式サイトでこうコメントしています。「この体験の価値——ここでしか得られないもの——は極めて高い。現地で学ぶことで、訪問者は地域の復興にも貢献し、将来に向けた重要な教訓を得られる。まさに際立っています」

ジャパントラベルアワード、JIコア50のメンバーが参加しているFukushima Seasideが受賞
スワスティカ・ハルシュ・ジャジュ

スワスティカはいいます。「この賞は、観光を通じて福島の沿岸地域を復興させるという、F-ATRAs創業者山根辰洋のビジョンへの私の信念を改めて確かなものにしてくれました。私は人生の大半を学生として過ごし、フルタイムで働き始めたのはわずか2年前です。この地域が秘める可能性に胸を躍らせながらも、徹底的に探求することや、構想を実行に移すノウハウを持つことの意味は理解していませんでした。山根さんと(F-ATRAsのマネジャーとマーケットリサチャー)トリシットさんとの協働でこれらのスキルを学び、また、世の中の多くの観光地が陥りがちな、観光が必ずしも地域側に負担を強いられる要素ばかりではないのだと理解しました。適切に行われれば、地域コミュニティを中心に据え、地元の声を届く手段となり得るのです」

スワスティカとF-ATRAsの皆さん、おめでとうございます!